塾長のつぶやき…Vol.7 反抗期と受験期は、たいていセットでやってくる
受験を意識する中2、
或いは本格化する中3の秋口…
保護者の皆さんが一番悩まれるのは、
実は「成績」のことではありません。
「最近、子どもが話をしてくれなくなったんです…」
「今、受験期なのに、あの子は大丈夫でしょうか?」
こんなお悩み、たくさん届きます。
私自身の3人の子供の経験、
今見ている中学生もそうですが、
中2・中3のこの時期って、
本当に難しいです。
ただでさえ多感な年ごろ。
成績・内申・受験という重圧もあり、
親の言葉は、“応援”より、むしろ“干渉”
として受け取られるようになります。
でも、
それは「あなたの話を聞きたくない」
わけではないと思います。
むしろ逆で、
“自分の中にまだまとまらない気持ち”が
あるからこそ、
どう伝えていいか分からなくて、
口を閉ざす。
これは、
お子さん達なりの「成長の痛み」では
ないでしょうか。
だから私は、
子どもたちには、基本寄り添いながら、
保護者の方とは“翻訳者”のような役割を
果たしたいと思っています。
子どもは、
いちばん近くの人にこそ、
本音を見せられなくなることがあります。
でも、それでも大丈夫。
反抗期と受験期が重なるということは、
それだけ「自立」も「挑戦」も
同時に始まっている証拠。
その混乱の中で、
しっかりと軸を持てるように、
私はここで見守り続けます。
もし今、
親子でちょっと距離を感じていても、
どうか焦らないでください。
言葉にならない思いを、
私がそっと受け止め、
保護者の方にお伝えしますので。