塾長のつぶやき…Vol.23 大手進学塾を検討中の保護者さまへ
厳しいことを言うようですが…
お子さんの未来のために、
どうか最後までご一読ください。
「うちの子、このままで大丈夫なんだろうか…」
「とりあえず大手塾に通わせておけば安心かも…」
そんなふうに悩みながら、
大手進学塾を検討されている、
或いは通塾させている保護者の方が
少なくありません。
でも、
どうか一度立ち止まって、
今のお子さんの様子を思い浮かべてみてください。
✔ 学校の授業でつまずいていませんか?
✔ わからないことを自分から「わからない」と言えますか?
✔ 数学(算数)・英語に苦手意識はありませんか?
✔ 疑問点や不明点は自ら積極的に質問して、解決できていますか?
✔ 家で、自分から机に向かう習慣がありますか?
もしこれらが一つでも当てはまるなら、
今の時点で大手進学塾に通わせるのは、
お子さんにとって酷かもしれません。
もっと言えば、
その状態であれば、
お呼びではありません。
なぜなら、
大手塾は「できる子」向けに
カリキュラムが組まれています。
授業はどんどん進み、
質問のチャンスも限られ、
苦手なまま置いていかれてしまうことも
少なくないのです。
そうなると――
「自分だけできない」
「みんなが進んでいくのに、ついていけない」
「もう塾に行きたくない」
そんな思いを、
お子さんは心の中に抱えてしまうかもしれません。
私はこれまで、
そうして“塾嫌い”“勉強嫌い”に
なってしまった
子どもたちをたくさん見てきました。
その度に思うのです。
**最初の選択さえ間違えなければ、
きっと勉強はもっと好きになれたのに…**と。
私の塾は、
派手さも有名ブランドもない
無名塾です。
でも、
一人ひとりの「今の位置」から
丁寧に寄り添って、
少しずつ「できた!」を積み上げていく力
があります。
誰かと比べなくていい。
どこかの成功パターンに
無理やり当てはめなくていい。
お子さんの未来は、
“今のお子さん自身”のペースで
切り拓いていけるものです。
どうか、
焦らないでください。
「大手に入れること」が
目的ではないはずです。
「学ぶことが好きになること」
「自信を持てるようになること」
それこそが、
本当に大切なことではないでしょうか。
もし、
少しでも心に引っかかるものがあったら、
どうぞ一度、私にご相談ください。
どうしても大手塾がいいと
いうのであれば、
「できる子」になってからでも
遅くはありません。
お子さんの可能性は、
これからです。