塾長のつぶやき…Vol.5 入試は中2で6割決まる
例えば、
社会を例にとって考えてみます。
社会には、
地理・歴史・公民があって、
中3の夏休み前には、
公民の学習が始まります。
この3分野が、
入試にまんべんなく出題されると
します。
すると、
地理と歴史の出題が
6割以上をしめることになります。
もうお分かりですね。
社会に限らず、
各科目の約6割~7割が、
中2までの内容から出題されるわけです。
つまり、
「入試は中2で6割決まる」ということです。
小6から中1へ。
さまざまな変化がありました。
全てのことが初体験でスタート。
緊張感もあり、あっという間に1年が過ぎました。
中2になって、
夏が終わると、中3も引退。
部活では中心メンバーとなっていきます。
一方、じわじわと、
学習内容も難しくなっていくのに、
「中だるみ」の学年とも言われます。
勉強していないわけではないけど、
中1の頃と余り変わっていない…
僅か1年といえど、
中学生活を経験した余裕があり、
受験を強く意識するにはまだ少し時間が
ある(と思っている)からです。
合格したい夢の志望校があるなら、
間違いなくこの学年が重要です。
中3になって、スパートが効くかどうかは、
中2でどれだけ受験を意識したかにかかってきます。
中2でさぼったら、
特に、上位校を狙うのなら、
それをリカバリーするのはほぼ困難です。
慣れてきた生活を整理し、
新しい可能性にチャレンジする。
中2からの受験勉強スタート(=塾通い)は、
大きな効果があると思います。